こんにちは!ディレクターの本田です。今回は「お客様から頂いた反響・成功体験シリーズ」の第3回。これまで「関東近郊の私立保育園」「都市型の中規模園」の事例をお伝えしてきましたが、今回は“地方にある認可保育園”での成功事例をご紹介します。 1. 地方園が抱えていた課題:「園児募集」「採用」両面の苦戦 今回ご依頼をいただいたのは、長野県にある定員90名ほどの認可保育園。創立40年以上の歴史があり、地域では知られた存在でしたが、近年は「少子化」と「新設園の増加」により、園児募集に苦戦していました。 園長先生のお悩みは次の3つ。 ホームページが古く、スマホで見にくい 検索しても園名以外ではほとんど出てこない(SEOの弱さ) 採用ページがなく、求人サイト頼みの状況 「地域の方に“どんな園か”をもっと伝えたい」「見学につながる導線を作りたい」──そんな思いから、ホームページ制作のご相談をいただきました。 2. 制作で意識したポイント:「SEO」「導線設計」「デザインの統一」 今回のリニューアルでは、単にデザインを新しくするだけではなく、“成果を出せるサイト設計”にこだわりました。 (1)「保育園 ホームページ制作」で意識したSEO設計 まず行ったのは**地域名×園種別(例:長野市 保育園)**で上位表示される構造づくり。タイトルタグやディスクリプション、見出し(h2・h3)に「保育園」「園児募集」「見学」など検索意図に合うキーワードを自然に配置しました。 また、「園の理念」や「先生紹介」「1日の流れ」といったコンテンツを保護者が安心できるストーリー形式で作成。これにより、滞在時間が伸び、SEO評価も向上しました。 (2)導線設計:園児募集と採用を“分けてつなぐ” 園児募集ページと採用ページは、目的が異なるため、トップページからの導線を2本立てに設計。 「園児募集」ボタン → 保護者向けページへ 「採用情報」ボタン → 求職者向けページへ さらに、どちらのページにも**「見学申し込みフォーム」**を設置。フォームはスマホでもストレスなく入力できるようにUIを最適化しました。 (3)デザインの工夫:「温かみ」と「信頼感」を両立 地方園の場合、“手づくり感のある優しいデザイン”が好まれる一方、最近では「情報が整理されていて見やすい」ことも重視されます。 そのため、写真は園児や先生の自然な笑顔をメインに、余白を活かしたレイアウトで“清潔感と温かさ”を両立。 配色は園のシンボルカラーであるやわらかいグリーンとクリーム色を基調にし、園の印象に一貫性をもたせました。 3. 公開後の反響:「見学希望」「採用問い合わせ」が増加! リニューアル公開から3ヶ月後、園長先生から嬉しいご報告をいただきました。 「ホームページからの見学希望が毎月数件入るようになりました!」「以前は求人を出しても応募が少なかったのに、『ホームページを見て雰囲気が良さそうだった』という応募者が増えました。」 実際、Googleアナリティクスのデータでも、公開前と比較してPV数が約2.8倍、滞在時間が約1.6倍に増加。 特に効果があったのが、「園児募集」ページと「職員インタビュー」ページ。保護者・求職者ともに“園の雰囲気を知れる”ページが評価されていると考えられます。 4. 現場の声:「写真を撮り直してよかった」 園長先生からはこんな一言も。 「以前は昔の写真を使い回していましたが、今回プロに撮ってもらった写真で園の良さが伝わるようになりました。」 実はこの「写真の質」はホームページ制作で非常に重要。良いデザインでも、古い写真だと魅力が半減してしまうからです。 また、職員の方からもこんな感想をいただきました。 「『先生の紹介ページを見て安心した』という保護者の声が増えました。」 顔が見える・雰囲気が伝わる──それが信頼感を生み、“地域で選ばれる園”になる第一歩になります。 5. 今回の成功ポイントまとめ 最後に、今回の事例から学べる“成功のポイント”を3つにまとめます。 地域名+園種別のSEO設計で検索流入を増やす 目的別導線(園児募集・採用)で迷わせない構成 写真・デザイン・導線の一貫性で信頼感を強化 特に地方園の場合、広告費を多くかけるのは難しいケースも多いですが、SEOを意識したホームページ制作で、自然検索からの集客が実現できます。 6. 最後に:ホームページ制作で“園の未来”を変える 保育園・幼稚園のホームページは、ただの情報発信ではなく、**「園の理念を伝えるためのツール」**であり、**「新しい出会いを生む窓口」**です。 今回のように、デザイン・導線・SEOを正しく整えることで、園児募集・採用どちらにも効果を発揮します。 もし「うちの園も見直したい」「SEOを強化したい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。実績多数の私たちが、園に合った最適な制作プランをご提案いたします。