集客・採用のヒント

【あの日、サイトを変えてから】第一弾
「入園希望が止まった」保育園編

「このままだと、4月の園児がゼロのまま新年度を迎えてしまうかもしれない。」
ある日、ある園の園長先生から、切実なご相談をいただきました。

小規模園で職員は限られており、園児数が増えなければ職員の配置基準にも関わる——そんな状況のなか、「できるだけ早くホームページを立て直したい」とのご要望。

本来であれば公開作業自体に3~5営業日かかる作業でしたが、社内で即時対応体制を組み、当日中にリニューアルをスタートしました。

そして、サイト公開から3日——
「見学希望です」「今からでも入園可能ですか?」といったお問い合わせが次々と届き、園児募集の枠が埋まりはじめたのです。

「ここまで早く反応が出るなんて、本当にありがたい」
そんなお言葉をいただき、サイトの見直しが“園の未来”に直結していることを、改めて感じた事例となりました。

■ サイト切り替え前の課題

もともとのホームページは、数年前に作られたもので、スマートフォン表示が不安定な状態。
情報が見づらく、アクセスしても園の雰囲気や特色が伝わりにくい構成でした。

さらに「園見学のお問い合わせフォーム」もわかりづらく、保護者の方が途中で離脱してしまうケースも。

Instagramや園だよりを使って発信していたものの、最初の接点であるサイトで“伝えきれていない”ことが、園児募集に影響していました。

■ 即日対応に踏み切った理由と流れ

新年度まで募集締め切りが近いため、時間との勝負でした。

営業・ディレクター・制作者が連携し、情報整理・見学導線の再設計・スマホ最適化・アクセス解析の設置までを一気に進行。見学申込フォームやお知らせ機能なども再整備し、園の魅力が伝わる構成で仕上げました。

一部コンテンツについては、ヒアリングの内容をもとにこちらで原稿を補完。園側の負担を最小限にしながら、最短スケジュールで公開にこぎつけました。

■ 公開後、わずか3日で起きた変化

新しいサイト公開から3日で、以下のような動きが。

  • 園見学の問い合わせが連日届くように

  • 「転園を検討中なのですが…」といった個別相談も増加

  • サイト内の回遊率やアクセス数も大幅に改善

一時は「今年度の新入園児が集まらないかもしれない」という不安に包まれていた現場に、希望が戻った瞬間でした。

■ 今後の展開と期待

今回のサイト公開は、あくまで“第一歩”。
今後は、AIを活用したブログ更新機能や、保護者アンケートを活かした「口コミ導線」など、継続的な集客につながる仕組みの導入も予定しています。

「今後のアップデートにも大いに期待している」と園長先生からもお声をいただいており、より地域に根ざした園の情報発信へと進化していく予定です。

■ まとめ

「園児が集まらない=広告の前に、まずは“サイト”を見直すことから」
今回のプロジェクトは、そんな原点を思い出させてくれました。

今後も私たちは、幼保の現場に寄り添いながら、スピードと成果の両立を目指したWEB支援を続けていきます。

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この記事を書いた人

邨田

日々、伝わる文章や行動を追求しながら、読みやすく心に残るコンテンツづくりを目指しています。言葉の力で「伝える」だけでなく、「伝わる」を大切に。ブログを通じて、人やサービスの魅力を丁寧に届けていきたいと思います。

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