Webデザイナーの戸田です。今回は幼稚園・保育園のWebデザインにおいてファーストビューに動画を活用する理由についてお話ししたいと思います。
※「ファーストビュー」とは、Webサイトにアクセスした際に表示される最初の画面領域のことを指しています。
第一印象で差がつく時代の園紹介
Webサイトは園の“玄関口”です。特に保護者が最初に見る「ファーストビュー」の印象は、そのまま園への印象に直結します。文字や写真だけでなく、動画を活用することで「園の雰囲気」「子どもたちの表情」「先生のあたたかさ」など、言葉では伝えきれない“空気感”まで届けられるのが、動画ファーストビューの魅力です。
なぜファーストビューに動画を使うのか?
保護者が園を選ぶとき、重視するのは「安心して預けられるか」「子どもが楽しく過ごせるか」という感覚的な部分。文章や写真だけでは伝えきれないこうした雰囲気を、動画なら数秒で伝えることができます。
特に以下のような印象を強く伝えられます。
- 子どもたちが笑顔で遊ぶ様子
- 園舎や教室の雰囲気
- 先生と子どもたちの自然なやり取り
- 季節の行事や食育などの取り組み
これらを短い動画で見せるだけで、保護者の“安心感”や“共感”につながりやすくなります。
動画ファーストビューの3つのメリット
1. 感情に訴える訴求力
静止画では伝えきれない園児の動きや声、先生の接し方を、動画なら自然なまま届けることができます。感情を動かすコンテンツは記憶にも残りやすく、他園との差別化にもつながります。
2. 離脱率の低下
Webサイトを訪れたユーザーが3秒で離脱するとも言われる現代。ファーストビューで園の魅力が“動き”として伝われば、ページ滞在時間の延長にもつながります。さらに、動画の続きが気になってスクロールしてくれる確率も高くなります。
3. 採用や地域認知にも効果的
保護者だけでなく、採用ページに訪れる求職者にも園の雰囲気は重要な判断材料。動画を通じて「明るく働きやすそうな園だな」と感じてもらえれば、求人応募にも効果を発揮します。また、地域の人に園の活動を知ってもらうきっかけにもなります。
よくある疑問とその答え
Q. スマホ表示では重くならない?
Youtubeからの配信を活用することで、読み込みスピードを確保できます。また、スマホでは静止画に切り替えるなど、レスポンシブな工夫も可能です。
Q. 撮影が大変そう…
弊社では動画撮影も承っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。事例はこちら
どういった動画がおすすめ?
ファーストビューに適した動画は、長くても15秒程度で「音がなくても伝わる」ことがポイントです。以下のような内容がよく使われます。
- 子どもたちが元気に登園する朝の様子
- 遊具で遊ぶシーン
- 食事やお昼寝の時間の様子
- 先生が子どもたちに優しく接するカット
- 園庭や教室の全景
映像には園名ロゴや簡単なキャッチコピーを重ねることで、より印象的に仕上がります。
最後に:園の“魅力”を動画で伝えよう
少子化が進むなか、保護者に選ばれる園になるためには、見せ方・伝え方がますます重要になっています。動画ファーストビューは、園の魅力を自然に、そして確実に届ける強力なツールです。
写真や文章では届かない“体温のある情報”を、ぜひ動画で伝えてみませんか?