幼稚園・保育園のホームページは、一見すると「やさしい雰囲気」「かわいいデザイン」が大切そうに見えます。でも実際に制作している立場からすると、完成度を左右するのは、もっと細かい部分の積み重ねだったりします。 今回は、WEBデザイナーが園サイトを作るときに、表には出にくいけれど、いつも気にしているポイントをいくつかご紹介します。 1. 写真が変わる前提でデザインを考える 園サイトでは、写真がとても重要です。行事、日常の様子、先生や子どもたちの表情。ただ、制作時点ですべての写真が揃っていることは、実はあまりありません。 そのためデザイナーは、 写真が差し替わっても崩れないか 縦写真・横写真どちらでも成立するか 明るさや色味が違っても違和感が出ないか といったことを、最初から想定してデザインを組みます。 「今はきれいに見えているけど、あとから写真を追加したらどうなるか」ここを考えていないと、公開後に細かい修正が一気に増えてしまいます。 2. スマホで見たときの“ちょっとした違和感” デザイン作業はPCで行いますが、実際に見られるのはスマホのほうが多いケースがほとんどです。 そのため、 PCでは気にならない余白が、スマホだと広すぎないか 文字が詰まりすぎて読みにくくなっていないか ボタンが押しづらくなっていないか など、スマホ表示での微調整にはかなり時間をかけます。 特に園サイトの場合、保護者の方が忙しい合間に見ることも多いため、「一瞬見て分かるか」「迷わず操作できるか」は重要なポイントです。 3. 「なんとなくズレている」を放置しない 制作中によく出てくるのが、「理由は説明しづらいけど、なんか気になる」という違和感です。 文字の位置が数pxずれている 写真と背景のバランスが微妙 セクションごとのリズムが揃っていない こういった部分は、気にしなければそのままでも問題なく見えるかもしれません。でも、積み重なると「なんとなく見づらいサイト」になってしまいます。 WEBデザイナーは、この言語化しにくい違和感を一つずつ潰していく作業を、実は一番大切にしています。 4. 更新しやすさまで含めてデザインする 園サイトは、作って終わりではありません。お知らせの更新、行事の追加、文章の修正など、公開後も手が入る前提のサイトです。 そのため、 更新する場所が分かりやすいか レイアウトを崩さずに情報を追加できるか 担当者が変わっても扱いやすいか といった点も、デザイン段階から意識します。 見た目を整えるだけでなく、「使われ続けること」を前提に考えるのも、園サイトならではのポイントです。 まとめ|細かいからこそ、積み重なると大変 ここまで読んでいただくと分かる通り、園のホームページ制作では、目立たない細かい調整や判断がたくさんあります。 一つひとつは小さなことでも、日々の業務と並行して考えるのは、正直簡単ではありません。 「ここ、どうしたらいいんだろう」「なんとなく気になるけど理由が分からない」 そんなときは、無理に一人で抱え込まず、一度相談してみるという選択肢もあります。 難しいですよね。もしお困りのことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。