今回は幼稚園・保育園・こども園さんがホームページを作る際に抑えておきたいポイントをご紹介致します。
是非、制作時の参考にしていただけると幸いです。
目的を意識する
通常お店などがホームページを作る際は集客目的が殆どですが
幼稚園・保育園さんなどはそうでないケースも多くあります。
【目的1】信頼性の獲得
ホームページを見てもらうことによって幼稚園・保育園を探されている保護者の方の信頼を獲得する目的です。
こちらは集客というよりかは、安心して入園してもらう事が目的と言えます。
コンテンツ例
- 防犯カメラやオートロックなどセキュリティ設備の紹介
- 「よくある質問」や「Q&A」など多くの人が持つ疑問に答えたコンテンツ
- 在園保護者の声や働く先生のコメントなど園に関わる人の情報
【目的2】在園保護者への情報発信、コミュニケーション
すでに入園している園児の保護者への情報発信としてもホームページは活用可能です。
イベントのお知らせや日常の様子など、上手に活用することで保護者の方との信頼関係構築に役立てます。
コンテンツ例
- ブログなどでイベントの様子を紹介
- ギャラリー機能などで日常の様子など最新の写真を紹介
- 緊急の連絡などのお知らせ
在園児の顔写真などを掲載する際は入園時にホームページに掲載する可能性がある旨の許可証の取得や
保護者の方だけが見れる鍵付きページなどの活用をお忘れなく。
【目的3】求人募集
保育士などの求人募集にもホームページは活用できます。
最近ではホームページの求人情報を自動でGoogleしごと検索に連動掲載したりIndeedに自動連携掲載するなど
ホームページに載せるだけで別の媒体に掲載することが可能になっているので上記の対応が可能かを確認すると良いかと思います。
また、保護者向けとは目的が違うので園の紹介ホームページに求人募集を載せる際はしっかりと分ける必要があります。
コンテンツ例
- 募集が必要になった際に簡単に求人が出せるCMS
- 実際に働く先生のコメントなど
- キャリアアップや福利厚生などの紹介
目的が定まっていると運用の負担も軽減??
目的が定まるとそれに伴いターゲットもある程度定まります。
最近のホームページは殆どが簡単にブログ記事を更新できる機能が付いていますが
ターゲットが定まることで日々書くブログも誰目線で書けばいいかが明確になり
書きやすくなるかと思います。
また、制作会社にホームページ制作を依頼する際など
目的が定まっていることによって制作の担当者が効果的なコンテンツの提案がしやすくなることがあります。
自作でサイトを作るにしろ外注で作るにしろ目的が決まっていることでサイト全体のバランスやコンテンツの統一が図れます。
先々情報の更新を行う必要がある箇所と変わらない箇所を見極める
幼稚園・保育園に限らずホームページの内容は「更新が必要になる情報」と「変更がない情報」があります。
園関係のホームページだと「入園案内」や「経営情報の公開」、「先生紹介」などが更新が必要になるかと思います。
これらの部分は更新の必要があった時に簡単に更新が出来る仕組みで作っておかないと最新の情報が掲載できず、ホームページを見る保護者の方や求職者の方もサイトの情報をどこまで信用していいのか分からなくなってしまいます。
最新の情報を載せるために上記のような更新が必要な部分は他の情報と比べ比較的簡単に更新が出来る様に制作する事が大切です。
更新を意識した設計をすることで保護者や求職者の安心感にも繋がります
更新のし易さ=更新頻度になります。更新がし易いからこそ入園情報や求人情報が最新の情報で保たれ見る人に安心感を与えます。
スマートフォンに配慮したホームページを
今では当たり前になったスマートフォン。ホームページのアクセスの7割以上はスマートフォンからのアクセスです。
そのため、ホームページにはスマートフォンで見やすく伝わりやすく制作する必要があります。
どうしても制作の作業はパソコンからになりがちですが、チェックする時はスマートフォンから見やすいかチェックをしパソコン閲覧時以上に気にかけて下さい。
保護者の方の連絡手段の検討
ホームページには園の情報や魅力を載せ、ホームページを見てもらえば園のことが理解できる様に作る必要がありますが
それでも見る方によっては疑問や不明点が残ることがあります。
そんな時にホームページを見た方が園に連絡を取るにはどうしたらいいかを載せておきましょう。
◯お問い合わせフォーム
◯電話番号
◯LINE友だち登録
などなど、連絡手段は様々ですが時間外でも問い合わせが出来るお問い合わせフォームやLINEなどがあると便利です。
上記はホームページ制作時に気にかけるポイントの一部ですが抑えておけば最低限見る保護者の方へ親切なサイトになるかと思います。
また、ホームページは作って終わりではありません。
出来ればホームページの担当者を置き定期的な更新・チェックをすることをオススメします。